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ごあいさつ新島学園同窓会「根笹会」 会長 立見賢治(20期) |
全国の同窓生の皆様、お変わりありませんでしょうか。新型コロナ感染症の終息を心待ちにして２年以上の月日が流れました。残念ながら未だ繰り返される変異種の出現により、目に見えぬウイルスとの戦いに終わりが見えません。今年度の同窓会の諸活動につきましても、開催に暗雲が漂いました。しかし、各種行事の３年連続の中止となりますと、今後の同窓会活動の継続性に水を差すことになりかねず、危機感を覚えました。そこで、本部役員会で協議させていただき、できる限りの感染防止対策を講じた上での行事開催の道を模索いたしました。そこで、まず２年連続の書面決議となっていました総会について、学校の礼拝堂をお借りし、総会だけを実施させていただくことといたしました。６月４日㈯10時～という日程で総会後の懇親会はなしという形での開催でしたが、急な呼びかけにもかかわらずご出席いただきました理事・評議員の皆様のご協力を得て、無事終了することができました。また、折角の礼拝堂での総会開催といういことでしたので、聖歌隊に讃美歌合唱をお願いしたところ、快諾していただき、パイプオルガンの生演奏の下、オープニングセレモニーとして素晴らしい合唱を堪能することもできました。聖歌隊の皆さんにこの場を借りて御礼申し上げます。
さて、今年度の同窓会の活動ですが、感染症の影響の真っ只中での高校生活を送り、在学中の学校行事や部活動等、高校時代にしか体験できない様々な貴重な経験の機会を制限されてしまった卒業生たちに対し、同窓会として何らかの支援ができないかと考えているところです。例えば、今後の感染症の沈静化が条件ですが、各地区根笹会への特別優遇参加策ですとか、クラス会、学年同窓会、各種部活動のＯＢ会などの開催支援など、同窓生間の繋がりを感じることのできるような機会を積極的にサポートするというようなことです。同窓会本部役員会で検討してみますが、地区根笹会の皆様を中心に、多くの同窓生の皆様からのお知恵をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
このような厳しい状況下ですが、今年も在校生たちはよく頑張っています。多くの部活動が県代表として関東大会、全国大会に出場し、活躍してくれていますが、特筆すべきは、男子バスケットボール部の創部72年目にして初の県制覇、インターハイ出場です。ＯＢの悲願であった全国大会出場を遂に成し遂げてくれました。バスケットボール部のＯＢの一人として、県大会準決勝、決勝そして四国インターハイ初戦と応援に行かせてもらいましたが、コート上で躍動する選手たちから多くの感動をいただき、唯々感謝しかありません。校内各部活動間で互いに刺激し合い、高め合い、大きなうねりを巻き起こした結果だと強く感じています。このムードは学校全体に広がり、学業にも進学にも必ずや好影響を及ぼすものと確信しています。今後さらに母校の動向から目が離せません。
終わりに、母校の益々の発展と、同窓生の皆様のご健勝を心より祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
