1.
その人のまなざしが 今日も空で見守る
魂のきらめき 一人一人にまぶしい
それはここに学ぶ 人から人へと
伝わり流れる 心の血潮
自由 愛 希望 新島学園
みんな一つの未来 新島学園
2.
その人の呼び声が 雲の彼方指さす
さあ君の理想で 明日の地球を回せと
青空の鏡に 自分を映して
恥じない私に 巡り逢いたい
祈り 友 誇り 新島学園
永遠の夢の故郷 新島学園
《作 詞》
山川啓介(本名・井出隆夫)氏
長野県出身 作詞家・音楽構成家
主な作品…太陽がくれた季節、帰らざる日のために、ふれあい、時間よとまれ、Mrブルー、銀河鉄道999、聖母たちのララバイ、北風小僧の寒太郎、他多数
学園との関係…元PTA本部役員(長野地区代表幹事)、元法人評議員
《作 曲》
中島ノブユキ(本名・中島伸行)氏
安中市出身 作曲家・編曲家・ピアニスト
主な作品…角川映画「人間失格」のテーマ曲、NHK大河ドラマ「八重の桜」音楽担当、他
学園との関係…第37期卒業生
皆さんよくご存じのとおり、学園には「校歌~育英の伝統の地に」「学生歌1番~晴れわたる」「学生歌2番~山はみどりの」と、3つの生徒愛唱歌があります。
学生歌は、学園が創立されて間もなく、音楽教師であった冨岡正男先生が作詞作曲されました。特に、学生歌1番の中の「友は我が師、師は我が友」の一節は、学園の校風醸成に大きな影響を与えたと言われています。
校歌は、岡部鎗三郎先生の作詞、黛 敏郎氏の作曲により、1958年に制定されました。
しかし、1958年3月には第7期生が卒業していますので、校歌として親しんだのは第8期生以降ということになります。
各地区根笹会などでパーティーも終わりに近づき、校歌斉唱の時になると必ず「この歌は、余り良く知らないんだよナ・・・」とつぶやく先輩方が居られますが、その方々は第7期以前の大先輩ということになる訳です。
さて、1947年に創立された新島学園は、今年で65周年を迎えました。創立の翌年に作られた学生歌1番・2番は誕生から64年、校歌は54年が経過した事になります。
これらの愛唱歌は、今日まで大切に歌い継がれて来ていますし、これからも学園の伝統として永く歌い継がれて行くものと思います。
そしてこの度、65周年を機会に、従来の愛唱歌に加えて“現代の生徒たちの感覚にマッチした新しい愛唱歌”を作りたいという気運が生じ、「学生歌3番」が生まれることになりました。
校歌・学生歌1番・学生歌2番と共に、大切に歌い継がれる事を願っています。
現在、斉唱譜を基本にして合唱譜およびピアノ伴奏譜への編曲をお願いしている段階でありますが、「65周年の節目に生まれた愛唱歌」として、その歌詞を同窓生の皆様にご紹介申し上げたいと思います。
完成後は、曲も付けて同窓会HPで紹介させて頂く予定です。宜しくお願い申し上げます。
校長 市川平治